ブログ 受験/進学よろず猪名川塾日記
猪名川町立中学校改革プラン実施で、猪名川中・清陵中には日々気を抜けない学習が強いられます。定期テストが無くなる代わりに、単元テストに全力投球が必要です!(2)
2023-04-01
注目
◎「改革プラン」で今伝えるべきこと!
中学の説明会の資料や、学校だよりに出てくる内容で理解に苦しむ表現を、当該当局の信頼筋に確かめました。そして分かった今伝えるべきことをお知らせします。
◎「学期末テスト」と「期末テスト」は違う!
中学校の説明会の資料や、学校だよりに出てくる説明で、「学期末テスト」というテスト名称が現れます。これは実は町教委の出した改革プラン文書に載っていないテスト名称です。従来の定期テストの「期末テスト」と似た名称なので混乱してしまいます。信頼筋よれば、結論として町教委のいう「実力テスト」=「学期末テスト」であり、またこの「学期末テスト」と、従来の定期テスト「期末テスト」は廃止で別物だそうです。つまり「実力テスト」=「学期末テスト」≠「期末テスト」ということです。
◎「実力テスト」=「学期末テスト」の正体!
この正体を知りたいところです。猪名川中の学校だよりではこのテストについて「テスト範囲はある程度決めて、お伝えします」と表記されています。具体的にはどんな範囲でしょうか。例えば出題単元名の列挙ぐらいで、教科書のページ明示などは無くなると予想しています。まだ教員間で運用詳細が詰められていないでしょう。今は想像するのみです。運用詳細が決まり、徐々に発表される一つひとつの事柄を把握し、正体を見極めて対応・対策するしかありません。
◎目前の「単元ごとの評価」を上げるのが重要!
この「実力テスト」=「学期末テスト」について現在は内実の詳細が分かりません。ですから、今はまず、このテストと等分の価値をもつ「単元ごとの評価」を上げることを考えましょう。

◎「単元ごとの評価」を上げる方法
(上記イメージ図参照)
単元ごとに生徒を評価する方法として「小テスト」「提出物」「授業での学習姿勢」などがあり、そして「単元テスト」があります。これらの評価を「知識・技能」「思考・判断・表現」「主体的に学習に取り組む態度」の3観点評価に落とし込んだ後に「単元ごとの評価」が決まります。ですから「単元テスト」で高得点するだけでなく、提出物も含め、各単元での自分への各評価を高める努力して、まずは高い「単元ごとの評価」を積み上げていきましょう。そのあとに「実力テスト」=「学期末テスト」の正体が見えたときに、しっかり準備を開始することが大切です。
◎提出物もテストも「一夜漬け」は通用しない!
今回の改革プランが具体的に現実化し運用されれば、これまでと違い、提出物もテストも短期間で一気にやる「一夜漬け」は、まったく通用しなくなります。「勉強をためてしまう生徒」は、意識と姿勢を変えないと恐ろしい通知表(内申評定)が待っています。17時下校で、毎日の自由時間をゲーム三昧、ユーチューブ三昧などする生徒に良い成績が取れるはずもありません。
◎学習に息が抜けない猪名川中生・清陵中生!
いまだに「定期テストが無くなった万歳」と喜んでいる生徒が多くいると聞きます。そのような考えは、浅はかで、愚かとしか言えません。無くなった定期テストが、新しく正体不明の「実力テスト」=「学期末テスト」に変わるのです。これまでのテスト勉強のやり方では歯が立たないでしょう。上記の通り「単元テスト」はもちろん他の評価で、まず「単元ごとの評価」を頑張らなければなりません。これで「万歳」ですか。温真会はこの改革プランに最適化する新企画「まいにち単元テスト勉強部」をスタートします。次回詳しくご紹介します。